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【パルプ・フィクション】ネタバレ考察!会話集!ヴィンセント&ミア篇②オーバードーズ!

1...2...3!!!

ここ何回観てもドキドキしますね。

(アドレナリンを"注射器"に注入しながら)よ~し、よし、、

急げ!早くしろよ!

(アドレナリンを"注射器"に注入しながら)チキショウ!よ~し、、よし、よし、、

(アドレナリンを"注射器"に注入しながら)これで大丈夫だぁ。

(注射器の針を"デコピン"しながら)よし

早く!早く急いでくれよ!

よし

(注射器を渡そうとして)ホラ、オレが"やり方"言うから、、

ダメダメダメ 、"オレ"が打てるわけねえだろ!

お前がやれ!

お前がやるんだよ!

オレは"注射"なんてイヤだ!

オレは打たねえ!

一度もやったことねえ!

オレだって一度もやったことねえし、やる気もねえ!

お前が"連れてきた"んだ!お前が打つのが"スジ"だろ!

・・・!!

もし逆の立場だったらオレが打つから!

ホラ打て!

分かったよ!

(マジックを差し出して)コレ、、

貸せよ!(ひったくる)

よし、"どうすれば"イイか言ってくれ。。

、、、よ~し、あぁ、、"心臓"に直接"アドレナリン"を打つんだよ。

でも"アバラ"があるから、針がアバラを突き抜けて

"心臓"に届くようにやらなきゃダメだ。

だから、こうやって"グサッ!"と思いっきり打つんだよ!"グサッ!"と!

(何度も刺す"ジェスチャー"を繰り返す)

3回くらい"グサグサ"やりゃあいいのか?

バカ言え!"3回"もやるわけねえだろ!オイ!

"1回"コッキリだよ!

アバラを突き抜けて"心臓"に達するように"強く刺せ"!ってこと!

そんでもって刺したら、中の"液"を押し出すんだ!

そしたら"どう"なるんだ?

どうなるかオレも見たいよ。

"バカ"言ってんじゃねえよ!

殺しちまったらどうするんだ!この"オンナ"は、、、

あ~、違うよ、、"パァッ"と目を開けて意識が戻るはずだ!

よ~し、"3つ"数えろ!!

分かった。いくぞ!

1!

(意識を失っているミア)

(ヴィンセントの構える注射器から"液体"がポタリ、、)

2!

(緊張の面持ちのランス)

(緊張の面持ちのヴィンセント)

(ミアの心臓を示すマジックの目印)

(みんな緊張してるのに、1人だけ"ワクワク"で"ニヤニヤ"が出ちゃってるジョディ)

3!

(大きく振りかぶって一気に振り下ろし、"心臓"に注射を刺す!"ドンッ"!!)

(目を"カッ!"と見開いて)ヒァァーーッ!

アアアアアアァァァ~~~ハハァアアア!!!

ハァアアアァッッッ、、、!!

、、、ァァハァ、、、

ガハッ!

ゲァハッ!

、、、ヒューーァ、、、!

、、、ァハァー、、、ァハァー、、、!

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


地味だけど響くような「ドン!」という音が

何とも言えないリアル感を演出していましたね~。

そのままランスがミアに質問します。

大丈夫か?

"何とか"言えよ。

"何とか"。

ハハ、、相当"ブッ飛んでた"わね、、ハハッ、、!

"死にそう"だよ。。

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子



ランスの「何とか言えよ。」という問いかけに対して、

「何とか。」と答えるのがとっても面白いですね。

ジョディ1人だけ、ワクワクした顔をしているのもカワイイです。

笑えないジョーク

最終的にミアは助かりましたが、

2人とも死んだ魚のような目をしていましたね。

流石にヴィンセントの「ムラムラ」も吹っ飛び、

事なきを得ました。よかたー。

ここで唐突にミアが「フォックス・フォース・ファイブ」のジョークを言い出します。

最悪のタイミングですよね。

ヴィンセント!

(振り向く)

"フォックス・フォース・ファイブ"のジョーク聞きたい?

あぁ、、、でもまだ"ショック"が抜けてないから"笑えない"かもな。。

あぁ、、"笑えない"くらい面白くないのよ。。

でも、まだ聞きたいなら教えてあげる。

ゼヒ聞きたいね。

雨の日、"トマトの一家"が散歩してたの。。

"パパ"トマト、"ママ"トマト、"赤ちゃん"トマト、、

雨が大好きな"パパ"ははしゃいでたら、

"赤ちゃん"トマトを踏みつぶしちゃった。

でも、浮かれた"パパ"は、

ピッチピッチ、"ケチャップ"、"ケチャップ"、、、

ん、ん、、

"ケチャップ"、、、

、、、、、、、、、じゃあ、またね。。

(投げキッス)

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


何故このタイミングで言ったのかは謎ですが、

これって英語のジョークなわけじゃないですか。

いつも思うんですけど、

和訳する時大変だろうな~って。

字幕ならまだ英語にルビ(フリガナ)を入れれば理解できますが、

吹き替えはそうはいかない。

ちなみに日本語字幕ではこうなってました。

"パパ"と"ママ"と"坊や"のトマトが歩いてるの。

"坊や"の足が遅いもんだから、

"パパ"・トマトが"坊や"をつぶして言うの。

「急げ"キャッチ・アップ"」。

"ケチャップ"。

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


要は「キャッチ・アップ」と「ケチャップ」

発音が似てるというアメリカン・ジョークですね。

これを吹き替えで伝えるのは難しいな~ってことで、

「ピッチピッチ、"ケチャップ"、"ケチャップ"」に変更したワケですよね。

コレってすごくないですか?

まぁ、元ネタとは全く違うジョークになっていますが、

これを考える人は「0」からジョークを考えるわけですよね。

もはや「大喜利」ですよ。

「お題」と「オチ」が決まっている「大喜利」です。

「オチ」まで決まっている「大喜利」なんて

芸人さんでもやらないっすよ。

お題は「トマト」で、オチは「ケチャップ」!

さぁ、お考え下さい!

みたいなことですよね?

これはマジ尊敬に値します。

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