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【パルプ・フィクション】ネタバレ考察!会話集!マーセルス&ブッチ篇

マーセルス&ブッチの場合(第一戦)

マーセルスもそこそこ回りくどい言い方をしますね。

やっぱりギャングのボスともなると、

言い回しが回りくどくなりがちですよね。

まぁ、そっちの方が貫禄ある感じが出ますからね。

ストリップクラブにて

ここ「ストリップクラブ」ですよね。

店内の様子を見ると、「GIRLS」ってネオンサインが3連で点いてたり、

「お立ち台」と「ポールダンス用のポール」があるので、

「ストリップクラブ」で間違いないと思います。

タランティーノ関連映画の「トゥルー・ロマンス」とか、

色んな映画を観ると、だいたい「ワルイヤツ」

「ストリップクラブ」を根城にしてるイメージですよね。

ちなみに、店のドアには↓こう書かれていただけでした。

OPEN

12 NOON-2AM

7DAYS

「ストリップ」って、昼の12時から営業してるんですね。

そんな早くからイク人いるのかな?

まぁ、ジュールス&ヴィンセントが店に着いたのは12時前だと思うので、

まだ営業時間外だと思いますが。

ということで、開店前の「ストリップクラブ」にて

ブッチに八百長試合の再確認というか、念押しをするシーン。

何もかも終わっちまえば、やって良かったと思える。

"ヤバイ橋"だったが渡って良かったってな。

イイかブッチ。

お前にはまだ"チカラ"は残ってる。

"でも悲しいコトにその"チカラ"は、いつか尽きるんだ。。

お前の"時代"はもうすぐ終わる。

まぁツライだろうが、それが"人生"ってヤツだ。

でもそういう時こそ"現実"をシッカリと受け止めなきゃならねえんだ。

この業界は現実をまるで分ってねえ

"バカ"ばっか"はびこって"る。

連中、自分の体は"ワイン"と同じだと思ってるんだ。

フッフッフッ

"歳"と共に"熟成"すると思い込んでんだ。

でも実際は"歳"を食って"酢"になっていく

"食えねえ"ヤツばっかりだ。

考えてみろブッチ。

お前自分であと何試合できると思う?

ん?、、、

2試合か?、、、

"ボクサーの"寿命"ってのは短いもんだ。

イイトコまで行ったけど"トップ"にはなれなかった。

トップになれるもんならもう"とっく"の昔になってたハズだ。

(カネを差し出す。3万ドル?)

(カネを受け取ろうとする)

(カネをヒョイッと引っ込める)

どうだやるか?

それしかないでしょうね。。

(カネを掴む)

(カネを離さない)

(カネを離す)

(カネを確認してポケットに入れる)

フッフッフッフッフッ、、、

試合の夜はチョイとばかり胸が痛むだろう。

テメエの"プライド"が傷付く痛みだ。

"プライド"なんて切り捨てろ!

傷付くばっかりで、

何の役にも立たねえ。

思い切って捨てちまうんだ!

来年の今頃はお前、、

カリブの海辺で寝っ転がって、自分にこう言ってるぜ?

「マーセルス・ウォレスは正しかった。」

フッへッへッへッへッへッ、、、

オレの方は問題無いですよ。

"5ラウンド"で、てめえは倒れる。

(何度も頷く)

言え。

"5ラウンドでオレは倒れる"。

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


「でも実際は"酢"になってく"食えねえ"ヤツばっかりだ」って、

マーセルスはきっと「どっかでこの話しようっと」と思ってたんでしょうね。

でもどこにも使う所が無くてフラストレーションが溜まっていた。

そこにブッチに八百長の「念押し」をする機会が来たので、

「これ、どっかで無理矢理"酢のクダリ"入れられないかな?」と考えた。

それで「八百長しろ」って話題の「前段階」の話の中に、

この話をブッ込んだのではないでしょうか?

ボクサーはいつまでもやれる仕事じゃない⇒

歳食ったらボクサーはできない⇒

強いヤツも歳食ったら弱くなる=ワインも酢になる

これだ!みたいな感じで。

(まぁ、多分違うと思いますが。。)

ということを話しながら思いついたのか、

マーセルスはスゲー長々と語りますが、

要は「5ラウンドで倒れる八百長をしろ。」ってことなんです。

まぁ、「八百長しろ」っていうのは直接的に言うとアレなので、

回りくどく話してオブラートに包んだのかも知れませんが。

でも、最終的には結構直接的な表現で

ブッチに「5ラウンドで倒れろ」と言ってしまうんですよ。

我慢できなかったんでしょうね。

伏線:「マーセルスのお言葉」

ここで、マーセルスは大物ぶってブッチに

試合の夜はチョイとばかり胸が痛むだろう。

テメエの"プライド"が傷付く痛みだ。

"プライド"なんて切り捨てろ!

傷付くばっかりで、

何の役にも立たねえ。

思い切って捨てちまうんだ!

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


なんて言ってますが、

これ実は「伏線」だったんですね~。

この後出てくる「ヤバイ質屋」での会話で

「伏線回収」していますので、そちらもご覧ください。

マーセルスの後ろっ首の「絆創膏」

これも諸説ありますよね。

これについては以下の記事にまとめましたので、

よろしければ見てやってください。

マーセルスの絆創膏はコチラ!

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