フォックス・フォース・ファイブ
ミアが出演したドラマの「パイロット版」である
「フォックス・フォース・ファイブ」の話が始まります。
ヴィンセントは上手いこと「マウント」をとれるのでしょうか?
"パイロット版"に出たんだって?
人生一度だけの"栄光"。
どんなヤツ?
"オンナ秘密エージェント"の話。
タイトルは"フォックス・フォース・ファイブ"。
ナニ?
"フォックス・フォース・ファイブ"よ!
"フォックス"ってのは"セクシーなオンナ"のこと。
"フォース"は"チカラ"。無視できないすごぉい"チカラ"。
それと"ファイブ"は全部で"5人"いるから、ファイブねえ~。
・・・
ブロンドの"サマセット・オニール"って娘が"リーダー"だったの。
あとは4人。
日本のフォックスは"カラテの達人"で、
黒人の女の子はぁ、、"爆薬のエキスパート"なの!
フランス娘は"SEXが抜群"なわけよぉ!
それで"自分"は?
"ナイフ"よ、、フフンン、、
ワタシの役は"レイヴン・マッコイ"、
"サーカスの芸人に育てられた"っていう
変わった"設定"だったのよねえ。
そのドラマでは
"ナイフを持たせたら世界一怖いオンナ"って"ウリ"だったの。
それと、"古いジョーク"をいっぱい知ってるのよぉ~。
"ボードビリアン"だったお爺さんに教えてもらった古いジョーク。
もし上手いこと"シリーズ"になってたら、
毎回そのジョークを"1つ"言うはずだったの。
ドラマの"トレードマーク"にする予定だったのよ。
、、、、じゃあ何か"ジョーク"知ってるの?
"1つ"っきゃ知らない。
だって1本しか"製作"しなかったんだもん。
教えてよ。
"クダラナイ"のよ。
イイから教えてよ。
や~よ、恥ずかしい。
言ったら"バカ"にされるもの。
"恥ずかしい"ってテレビの中では言ったんだろお?
ヘッ!、、で、"オレ"に言えないの~?
"笑わない"って約束するから~。
そう、"笑えない"から言えないの。
そういう"意味"で言ったんじゃないよ。
こんな風に"モメる"とますます言いにくい。
ホント"つまんない"んだもん。
"ズルイ"よなあ、、、
画像出典:映画「PULP FICTION」
字幕翻訳:戸田奈津子
吹き替え翻訳:徐 賀世子
無事、「マウント」はヴィンセントが取り返したんじゃないでしょうか。
それはそうと、こう見ると、「フォックス・フォース・ファイブ」はモロ「キル・ビル」ですね。
ちなみに「ボードビリアン」ってのは
↓こんな意味らしいです。
ヴォードヴィルまたは、ボードビル(vaudeville)とは、17世紀末にパリの大市に出現した演劇形式である[1]。
米国においては舞台での踊り、歌、手品、漫才などのショー・ビジネスを指すが、「アメリカン・ヴォードビル」と区別されることがある。ヴォードヴィルを演じる者はヴォードヴィリアン(Vaudevillian)と呼ばれる。
出典:ウィキペディア
話を戻すと、
「フォックス・フォース・ファイブ」と
「キル・ビル」を比較するとこんな感じです。
フォックス・フォース・ファイブ
- 「ブロンド娘」の「サマセット・オニール」がリーダー
- 「日本娘」はカラテの達人
- 「黒人娘」は爆薬のエキスパート
- 「フランス娘」はSEXが抜群
- ミア演じる「レイヴン・マッコイ」は「ナイフの達人」
キルビル
- カリフォルニア・マウンテン・スネークは「ブロンド娘」
- コットンマウスは「日本娘」(母親が日本人の中国系アメリカ人)
- コッパーヘッドは「黒人娘」
- ソフィ・ファタールは「フランス娘」
- ブラック・マンバがユマ・サーマンで「日本刀(広義のナイフ)の達人」
タランティーノとユマ・サーマンが酒飲みながら
「こんな映画あったら面白いよね」的に話していたのが「キルビル」で、
それが思いのほか盛り上がっちゃって、
結局映画にしちゃった、なんていう話も聞いたことがありますね。
それがホントなら「何て夢のある話だ」と思います。