アウトロー アクション コメディー

【パルプ・フィクション】ネタバレ考察!会話集!ジュールス・ウィンフィールド篇③ファミレスで朝食を!

オンナを黙らせろ!!

さて、ジュールスも黙って銃を突きつけられっぱなしではありません。

パンプキンが「ケースの中身」に夢中になってスキが生まれたのを見逃しませんでしたね。

一瞬で形勢逆転で、

これからはジュールスのターンに移行します。

(スキを付いて、パンプキンの"腕"を引っ張り、銃を突きつける)

何すんの!?"放せ!"今すぐ放すんだよ!でないと"ブッ殺す"よ!?

(銃を突きつけたままで)

"オンナ"を黙らせろ!

聞こえないのか!?"放せ"って言ってんだよお!

"オンナ"を黙らせろって言ってんだ!!

"放せ!放せ!放せ!"ブッ殺すよ!

落ち着け!"ハニー"、、

"ウルセー"から黙らせろ!!!

"放せ!"ブッ殺すよ!

黙れ、、、

もっと"大声"で、しっかり言ええ!!

"放せ"ったら"放す"んだよ!"放せ"ったら"放せ"!

黙るんだ、"落ち着け!"ハニー・バニー!

もっと"大声"で、言うんだよ!オラぁ!

黙れ、黙れ!!"ハニー・バニー!!"

もういっぺん!!

放せったら放せ!放せ~!"放せ!放せ!"ブッ殺すよ~!

黙れ!!"ハニー・バニー!!"

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


しっかし、この「ハニー・バニー」はよくしゃべるというか、

吠えるというか、とってもウルサイですね~。

まぁ、愛する「カレシ」が銃を突きつけられて、絶体絶命な状態になっているので、

並みの女性は取り乱しますよね。これは当然の反応なんでしょう。

まぁ、こういう強盗やるんならこういうリスクも承知の上でやらないとダメなような気がしますが。

、、、いや、その前に強盗はやっちゃダメですね!そこですね。まずは。

ジュールス流「強盗女」のあやし方

ここでジュールスは意外にも優しい言葉をかけるよう、パンプキンに指示を出します。

「強く言うだけじゃ人は従わない。時には柔軟な対応も必要だ。」ということを

ミスター・ウルフから教わったような感じですよね。

ジュールスは確実に成長しています。

「誰が言ってんだ!」とツッコミが入りそうですね。

すみません。。調子に乗りました。

ということで、ジュールスはカレシ経由で

ハニー・バニーことヨランダを落ち着かせようとします。

よし、"大丈夫"だと言ってやれ!

"大丈夫"だ!

"約束"する!

"約束"する!

だから"黙れ!"

だから"黙ってろ!"ハニー・バニー!

よし、"オンナ"の名前は?

ヨランダ。

よし、"ヨランダ!"

お互い"バカ"なマネはやめような!

その人に何にもしないで!

誰も"なんにも"されやしねえ!

3人が3人"クール"にコトを運べばイイ!

"クール"の意味わかるな?

・・・

ヨランダ!"クール"って何だ!?言ってみろ!

"れいせい"、、、

ナニィ!?

"冷静"のこと。。

そうだ、その通りだ!

3人とも"冷静"にやるんだ。

カッコよく"クール"に。

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


ジュールスは結構「女心」が分かっている男かも知れません。

「愛するカレシ」に銃を突きつけている男が「黙れ!」と言うより、

その愛するカレシが「黙れ!」と言った方が言うことを聞くだろう、ということですね。

これは、実は結構実生活でも応用できる人も多いのではないかな?と思いました。

例えば誰かがミスした時なんかは、自分がそのミスのことについて注意するより、

ミスした当人に近しい人が言った方が理解度が上がる、ってな感じです。

タランティーノ関連の映画で「クールに」ってセリフが出てくると、

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の「セス・ゲッコー」の兄貴が初めに頭に浮かぶんですが、

実はジュールスの方が先に言ってたんですね~。

あと、ヨランダの「れいせい、、、」ってのが妙にカワイく感じますね。

次のページへ >

-アウトロー, アクション, コメディー