会話集・画像の引用について
会話集は全て映画「パルプ・フィクション」から引用しています。
字幕翻訳:戸田奈津子
吹き替え翻訳:徐 賀世子
ブッチ&ファビアンの場合
ブッチは基本的に「お調子者」って感じです。
締めるところは締めますが。
そんなブッチが直球でキレたのは
ファビアンが金時計を忘れてきたから、でした。
「こんなキレる~?」と思いましたが、
アメリカ人の家族に対する思いってのは強いんだなあと思いました。
バカ女!!!
この時のキレっぷりは「170km超ド真ん中」って感じですね~。
この直前までのラブラブな感じが一気に豹変します。
バカヤロオオォォォーーーー!!!!
クソッタレ!!!!
この"バカ"オンナ!!!!
"フザケ"やがって!!!!
バカヤロオオォォォーーーー!!!!!
(テレビ投げて"ドンガラガッシャーン!!")
キャアアアァアァァァーーーーッッ!!
てめえ自分がどれだけ"バカ"なコトしたか分かってねんだろォッ!
ねえよなッ!
画像出典:映画「PULP FICTION」
字幕翻訳:戸田奈津子
吹き替え翻訳:徐 賀世子
テレビ投げてキレるなんて日本人にはなかなかできないキレ方です。
でもその後、落ち着きを取り戻して、
「お前は悪くない」と声をかけてあげましたね。
これは凄く「優しい漢」だな~と感心します。
「アッ」という間に戻って来る。
「アッ」言ったわよ。
、、、それは早すぎるよ。
画像出典:映画「PULP FICTION」
字幕翻訳:戸田奈津子
吹き替え翻訳:徐 賀世子
ファビアンの「"アッ"言ったわよ。」に対しても
優しく「それは早すぎるよ」とツッコんでますし。
にしても、タランティーノはこういうの好きですよね~。
「何とか」とか「アッ」とか。
こういう細かい「言葉遊び」の所で「ププッ」と笑ってしまいます。
ファビアンの「ホンダ」を借りて、アパートに向かうブッチ。
何やら騒いでいます。
"バカ"オンナァァ!!!
よりによって、あの時計を"忘れる"なんて!
何やってんだ!!あの"トレエ"オンナは!
あれほど"念"を押したのに!!
"ベッドサイドテーブル"だって!
"カンガルー"のトコだって!
オヤジの時計"だけ"は忘れるなって言ったのに!!
画像出典:映画「PULP FICTION」
字幕翻訳:戸田奈津子
吹き替え翻訳:徐 賀世子
モーテルでキレた後、落ち着いたかと思ったら、
クルマん中でキレてて、「あ~やっぱりまだキレてんのか!」と思いましたね。
タランティーノの演出はシツコイですね~。
とはいえ、ちゃんと彼女に優しい言葉を掛けて「ケア」できているブッチは、
やっぱり「優しい漢」だと思います。