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【パルプ・フィクション】ネタバレ考察!会話集!ジュールス・ウィンフィールド篇①エゼキエル書第25章17節!

蒸し返すジュールス

この後また同じ話を蒸し返して、

ジュールスの回りくどい説明というか反論が始まります。

よほど気に障ったのでしょうね~。

すぐ「ムキ」になるところが自分と似ているような気がします。。

いいか?オイ。

オレが"男の足"を揉まねえからって、

マーセルスがアントワンを

バルコニーから"突き落としてイイ"ってコトにはなんねんだよ!

それでヤツは、まともに"しゃべれなく"なっちまったんだぞぉ?

オレならそんな"マネ"されたら黙ってねえ!

寝たきりにでもならねえ限り、ヤツを"ブッ殺し"に行く!

オレだって"イイ"とは言ってないよ。

足のマッサージくらい"何でもない"ってのは違う。

そう言ってんだよ。

俺も大勢の"オンナ"の足を揉んでやったけど、

足揉んで"何もないか"っていうと、それは違う!

お互い何も無いような顔してるけど、"ホント"はあるんだ!

だからヤバイんだ!

"アレ"は感じるモンがあるんだ。

口に出しては言わねえが、ホントは"ビンビン"感じてる!

マーセルスは"ソレ"を知ってんだよ!

"アントワン"もそのくらい分かってしかるべきだぜ。

相手は"マーセルスの女房"だぜ?

マーセルスが"笑って"済ませると思うか?

言ってること分かるだろう?

(何度かうなづいて)"面白い"考えだな。行こう!さぁ"仕事"だ!

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


ここでのジュールスの話を聞くと、

恐らくジュールスは「アントワン」と仲が良かったんでしょうね。

エレベータに乗る前の会話で

「俺は黒人仲間をデブとは言わねえ」なんて言ってましたし。

だから、「女房の足を揉んだくれえでバルコニーから突き落としたマーセルス」に対して、

不信感というか敵対心が芽生えているような感じですね。

ハッキリと「ヤツ(マーセルスのこと)をブッ殺しに行く!」と言ってますもんね。

自分のボスを「ブッ殺す」なんて、何気に相当ヤバイこと言ってると思います。

その後、ヴィンセントから反論されます。

この反論は説得力があるものでした。

それを聞いてジュールスはこう答えます。

「面白い考えだな。行こう!さぁ仕事だ!」

考えたジュールス

ズルイっすね~。

「賛成」も「反対」もしない、それが「面白い」なんです。

恐らくジュールスは「確かにその通りだな」と思ったのでしょう。

でも、「そうだな。」と返すと、自分が「負け」た感じになってしまう。

それが嫌なジュールスは考え、「面白い考えだな」と返したのでしょう。

負けず嫌いなジュールス

しかもその後間髪入れず「行こう!さぁ仕事だ!」と付け加えます。

この「行こう!」を付け加えることによって、

相手に反論させない雰囲気を作りました。

「俺たちは仕事で来てるんだ。もうこの話はこれで終わり!」

と言わんばかりに強制的に話を終了させてしまいます。

この辺も良いですね~。

ジュールスは相当な「負けず嫌い」なのか、

「ヴィンセントだけには負けたくない」というような

「対抗意識」があるのかも知れないですね~。

次はいよいよブレットたちの部屋に入って、

「オシオキだべ~」の時間です。

何食ってんだ?

「ビジネスパートナー」のブレットたちを粛清する時の話。

朝食にハンバーガーを食べているブレットにジュールスが絡みます。

どうやら"朝飯"の最中に来ちまったようだな。

ワリィワリィ。

何食ってんだ?

ハ、ハンバーガー、、、

"ハンバーガー"か!!

栄養満点の朝飯の"代表"じゃねえか!!

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


コレ、ゼッタイ「悪い」と思ってない人の言い方ですよね。

「ワリィワリィ」って。

しかし、このブレットたちも何故逃げずに

「アジト」に居るようなマネをしたんでしょうか。

風貌も見るからに「シロウト」クサイですし。

「トレインスポッティング」的な感じで、

頑張って取引しようとしたんでしょうかね?

何のハンバーガーだ?

話を戻し、ジュールスは続けます。

何の"ハンバーガー"だ?

あぁ、、チ、チーズバーガー。。

どこで"買った"か聞いてるんだよ!

"マクドナルド"か、

"ウェンディーズ"か、

"ジャック・イン・ザ・ボックス"か。

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


これ、聞き方が悪いですよね?

「何のハンバーガーだ?」って聞かれたら、

自分でも「チーズバーガー」って答えてしまうでしょう。

ジュールスに怒られちゃいます。

ちなみに日本に「ジャック・イン・ザ・ボックス」ってあるんですかね?

ウィキペディアにはこう書いてありました。

概要

2005年時点では、アメリカ合衆国内で第5位のハンバーガーチェーン店である[1]。アメリカ合衆国西海岸を中心に21州で2200店舗を展開している[2]。


1951年にカリフォルニア州サンディエゴでロバート・O・ピータースン(英語版)が創業したが、翌1952年にはサンディエゴ・コミッサリー・カンパニーに売却された[1]。創業時のメニューはハンバーガー、フライドポテト、ミルクシェイクのみであった[1]。


ジャック・イン・ザ・ボックスは、南カリフォルニアを中心にフランチャイズ展開を行った。店舗は高い看板が掲げられており、びっくり箱(Jack-in-the-box)の中から飛び出してくるようなピエロが描かれていた[1]。また、ジャック・イン・ザ・ボックスはいち早くドライブスルー方式を取り入れたことでも知られる[1]。


1968年にはラルストン・ピュリナ(英語版)の100%子会社となった[1]。


1970年代になると、ジャック・イン・ザ・ボックスは朝食メニューの提供を開始し、1976年にはオムレツも販売するようになる[1]。1979年には店舗数を1100店まで増やしたが、その後は一部の店舗を売却したり、メニューを増やすといった再編が行われ、1985年にはLOB取引によって、ラルストン・ピュリナから投資グループに買い取られる[1]。1999年には社名をジャック・イン・ザ・ボックスに変更した[1]。


企業スローガンは1994年から2009年までは"We don't make it til you order it."、それ以後は"eat it. any time."。

出典:ウィキペディア


どうやら日本未上陸のようですね~。残念!

アメリカに行った際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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