アウトロー アクション コメディー

【パルプ・フィクション】ネタバレ考察!会話集!ジュールス・ウィンフィールド篇①エゼキエル書第25章17節!

会話集・画像の引用について

会話集は全て映画「パルプ・フィクション」から引用しています。

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子

「ジュールス・ウィンフィールド」(サミュエル・L・ジャクソン)の魅力

クエンティン・タランティーノ監督の映画「パルプ・フィクション」の中で

誰が一番好きか?と聞かれたら、あなたは「誰」と答えるでしょうか。

サブキャラも結構「クセ強」の人たちで固められているので、

結構悩むのではないでしょうか。

個人的には「ジュールス」一択!

主人公の「ヴィンセント・ヴェガ」でしょうか?

それとももう一人の主人公と位置づけされている「ブッチ・クーリッジ」でしょうか?

自分なら、「ジュールス・ウィンフィールド!」と即答するでしょう。

結構「ジュールスが好きだ!」という方も多いのではないでしょうか。

どこが魅力?

では、一体「ジュールス・ウィンフィールド」という男のどこが好きなのでしょう?

自分は何となく「カッコイイから」と思っていましたが、

ちょっと一度冷静になって「何がそんなに好きなのかな~?」と考えてみました。

結果、↓この辺が「好きだ!」と感じたところでしたね。

  • 単純に「見た目」が好き

⇒「アフロ」や「モミアゲ」がステキ。

ちなみに「アフロ」は「ズラ」です。

一説によると、タランティーノが現場にあった「アフロのズラ」を面白がって、

被らせたと聞いたことがあります。


  • 回りくどい言い回し

⇒言葉に「深み」が出る。

実生活でも「簡潔に短く」説明することが大事だと思いますが、

稀に「回りくどく」言った方が分かりやすいということもありますよね。


  • 他を圧倒する「目力」!

⇒「目は口ほどにものを言う」ってやつですかね。

元々、サミュエル・L・ジャクソンの「目ん玉」がまん丸なので、

「カッ!」と開くとオッカナイす。


  • 頼れる男

⇒「ヴィンセント」のミスや、「ハニー・バニー」のパニックもフォロー。

何だかんだ文句言ったり、パニクってるように見えますが、実は冷静な男なんですよね。

いつも誰かのせいで大変な目に遭っていますが、

その持ち前の「冷静な判断力」で全ての災難を振り払っています。


ということで、「ジュールス・ウィンフィールド」の魅力に迫りたいと思います!

ジュールス&ヴィンセント篇

ジュールスは結構言い回しが回りくどいタイプです。

自分も結構この人の言い回しに影響されて、

回りくどく説明するようになってしまいました。

テレビの説明

ヴィンセントに「パイロット版」の説明をするときの話。

テレビの"シリーズ"あんだろ。

オレ、"テレビ"は観ない主義。

観なくたって、世の中に"テレビ"ってモンがあって、

そこでしょっちゅう

何かしらの"番組"をやってるコトぐらい知ってるだろ?

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


「テレビ観ない主義」と言われたら、「あぁ、そうなのか。」だけで良いですよね。

わざわざ「世の中にはテレビってもんがあって~」なんて説明しないですよ。普通。

面白いっす。

マーセルスの女房の「足を揉む」ことについて

ヴィンセントが「アントワンにも責任がある」というような話をした時のコト。

とにかくマーセルスの"若い女房"を自分の手で触ったんだ。

まぁ"アソコをナメまくった"っていうより軽いけどさ~。

でも結局"似たような"モンだろ。

オイオイオイオイオイ、ちょっと待てよ。

"アソコをナメる"のと"足を揉む"のとではえらい違いだぜ?

いや~、"根本"は同じようなもんだ。

どこが"同じ"だ?全然違うだろ!

いいか?お前の揉み方が"過激"なのかも知んねえけど、

女房の"足に触る"のと、

一番大事なトコに"ベロ突っ込む"のとじゃあ、

えらい違いだ!

やってることの"レベル"が違う!

根本から違ぁう!

"足を揉む"くらいどってことねぇ!

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


いや~、回りくどいっすね~!

「でも結局似たようなもんだろ。」に対しては、「いや、似てねえよ!全然違うだろ!」で終わる話です。

これをこんなに長く回りくどく否定するってのも面白いですね。

しっかし、ここまでムキになって否定するのはなぜでしょう?

単にジュールスが「ムキになりやすい」だけなのかも知れませんが、

実はジュールスは「誰かの女房の足」を、よく揉んでいて、

それを自分が言われたみたいな感じになって「ムキ」になってるってことはないですかね。

タランティーノだったらこんな「裏の設定」まで

ちゃんと考えてそうだから面白いです。

この後の話も面白いです。

足を"揉んだ"コトあんのか?

フッ、、、言ってくれるじゃねえか!

足のマッサージならオレは"プロ"並みだ!

誰かに"しょっちゅう"やんのか?

あぁあ!上手いもんだぜ?

"ツボ"を心得てるし、"最高だ"って言われる!

(にじり寄って)、、、相手が"男"でも足揉んでやるか?

、、、、、、、"バカタレ"、、、

"しょっちゅう"やってんだろぉ~?

ウルセーよ!

"なぁんかクタビレちったな~!足揉んでくんねえかな~!"

オイオイオイオイ!いい加減にしろよ?

"ムカ"ついて来たぞ?オレぁ~。

フッ、、、!

画像出典:映画「PULP FICTION」

字幕翻訳:戸田奈津子

吹き替え翻訳:徐 賀世子


この「しょっちゅうやってんだろぉ~?」の言い方が絶妙です!

ココは20回以上観てますね。

是非本編でご堪能ください。

次のページへ >

-アウトロー, アクション, コメディー